データサイエンスには科学という名称が付いていますが、真理を探究するといった学問ではありません。問題を解決して対策を実行するための意思決定と行動選択の根拠を与えてくれる、有能な道具であり強力な武器です。道具や武器は使ってこそ意味があります。分析手法を勉強して理解するところで満足せず、大学の研究や企業の実務で直面する現実の問題を解決する実戦力を獲得することが本講座の目的です。データサイエンスには、百年前に生まれた統計学から近年その価値が再認識されているベイズ統計学、注目の機械学習やディープラーニング、最先端のチャットボット技術まで、多種多様なデータ分析手法があります。残念ながら万能な手法というものはないので、多くの手法をマスターする必要があります。そして、積極的に複数の分析手法を適用することで、複雑な問題を様々な角度から解明して、本質に迫ることが可能になります。本講座では、複雑な数式やプログラミングはできるだけ避け、フリーのデータ分析ソフトを利用して実務レベルの演習問題を解いてゆくことで実戦力を養います。